神戸の中国料理店は、中華街のみならず、長年神戸に住んでいる2世3世の営む店舗が多いが、ここ『明賢荘』のオーナーシェフ・劉明賢さんは中国・福建省の出身。本場での修業後、来日し、2010年の年末にこの店を開いた。いわゆる神戸中華としてローカライズされた中国料理とはひと味違うというのが支持されている理由だろうか。
こちらの特長は、毎朝オーナー自らが市場で仕入れた新鮮な食材を使った本格的な広東料理をリーズナブルなプライスで楽しめるということ。しかも、アワビやフカヒレ、伊勢エビなどの高級食材や野菜類を中心に肉料理まで展開する贅沢なコースでありながら5,000円からという、誰もが使いやすい価格に押さえられているのがうれしいところだ。