特集 / 隠れ家から老舗まで、神戸の名店をめぐる
焼鳥好きなら一度は訪れるべき元町の隠れ家

神戸

2019年12月17日

焼鳥好きなら一度は訪れるべき元町の隠れ家
JR元町駅近く、市立神戸幼稚園の向かいという人通りの少ない場所に佇む、隠れ家的焼鳥店。店主の鷲尾益宏さんは、独学で焼鳥の技術を習得したのち2015年5月に現在の地に独立オープンした。この場所に決めた理由も「いい店、おいしい店はもはや場所は関係なく、おいしかったらどこにでも行く時代」だと捉えていたからだという。自信がないと簡単には決断できない話だが、実際、連夜大勢の客でにぎわう人気店となった。
ももたたきはメニューにはないが、コースに組み込むことも可能。サイズによるが、これで800円。沖縄の北谷の塩で。たたきも丁寧に炭火で炙ってあるので、香りもいい。脂も甘い
ももたたきはメニューにはないが、コースに組み込むことも可能。サイズによるが、これで800円。沖縄の北谷の塩で。たたきも丁寧に炭火で炙ってあるので、香りもいい。脂も甘い
一番人気なのはこちらの胸肉のさび焼き。しっかりとわさびが効いた日本酒にぴったりの1本230円
一番人気なのはこちらの胸肉のさび焼き。しっかりとわさびが効いた日本酒にぴったりの1本230円

人気の秘密は、なんと言っても焼鳥の味・クオリティの高さに対する安さだろうか。いま、全国的に焼鳥ブームとなっていて、東京や大阪などでは高級店だと予算1万円オーバーなんていう店も少なくないが、それらの店舗と遜色ない内容ながら、串が1本あたり約200円。おまかせコースが2,800円(内容は、サラダ、お刺身盛り合わせ、一品、お口直し、串7本、果物)、おすすめ串7本セット1,340円という大衆価格とは思えないクオリティであることだろう。さらに、日本酒のラインナップも充実していて、酒好きにもたまらない

かなり大ぶりな肝は200円。焼鳥を乗せる皿は九谷焼が中心
かなり大ぶりな肝は200円。焼鳥を乗せる皿は九谷焼が中心
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