特集 / 秋の京都で和モダンを愉しむ
フレンチと和が融合した牛肉料理を先斗町で満喫

京都

2019年10月23日

フレンチと和が融合した牛肉料理を先斗町で満喫
京都の中でも祇園と並び、独特の風情が感じられる街、先斗町。細い通りの両側に店々が並び立つフォトジェニックな通りで観光客の多いエリアであるが、すべての店が観光客相手というわけでは決してなく、むしろ実力店が点在している、京都でも屈指のグルメエリアである。
2階はすべて個室となっており、さまざまな用途に対応。小さな子供連れでも安心してゆったりと食事ができる
2階はすべて個室となっており、さまざまな用途に対応。小さな子供連れでも安心してゆったりと食事ができる

そんな先斗町の四条と三条のちょうど中間点に位置するのが、この『京都牛懐石 稲吉』である。店に入ると京都らしく奥行きのある店内で、鴨川を望む掘りごたつ席があり、夏には床も出る。2階は落ち着いた雰囲気の贅沢な個室空間となっていて、ゆったりと食事がいただける。

吉木料理長のスペシャリテ、京都牛シャトーブリアンのトルネードランデーズ~ロッシーニ風~はコースにプラス1,000円でオーダー可
吉木料理長のスペシャリテ、京都牛シャトーブリアンのトルネードランデーズ~ロッシーニ風~はコースにプラス1,000円でオーダー可

店名にもある京都牛は、丹後半島で江戸時代に飼育されていた「宇川牛」をルーツに持つ黒毛和牛。さらにそのルーツは「但馬牛」だという。「京の肉販売指定店」であるこちらの京都牛は現在、丹波と亀岡で育てられるもので、寒暖差が大きい地域ゆえ肉が引き締まり、また良質な水を飲んで育つため、料理のスタイルにかかわらず甘みがしっかりと感じられ、火を入れても硬くなりにくい良質なもの。肉の繊維が細かいので食感が良いのが特長だ。

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