特集 / この冬訪れたい! いまの福岡・博多のハイレベルな5選
カジュアルな価格でありながら独創性の高い料理に感動! 国内外からのゲストを満足させる、警固のビストロ

福岡, 1月

2018年1月22日

カジュアルな価格でありながら独創性の高い料理に感動! 国内外からのゲストを満足させる、警固のビストロ
九州最大の繁華街・天神から徒歩圏内にある警固(けご)エリア。住宅街でもあるこのエリアには、高感度な飲食店やセレクトショップなどが点在している。大通りから少し入った場所に佇む『Yorgo(ヨルゴ)』は、2014年6月にオープンしたカジュアルな雰囲気のビストロ。東京、フランスを経て福岡にやってきた川瀬一馬シェフのオリジナリティあふれる料理が、人々を魅了している。

価格的に“カジュアル”な店でありたい!

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窓から店内の活気のある雰囲気がうかがえる

オーナーシェフの川瀬一馬さんは関東のご出身。東京・丸の内の『resonance』、銀座の『銀座KAN』、虎ノ門の『LE PETIT TONNEAU』などで研鑽を重ねた後、仏ブルゴーニュへ渡り、本場の味を学んだ後帰国。2014年6月、奥様の実家がある福岡で独立を果たした。

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磨き抜かれた道具までがいい「味」を出している

食材と人の良さに惹かれて福岡を選んだという川瀬シェフは、カジュアルに利用して欲しいという想いを強く持っていたという。「カジュアルと言っても、スタンディングとかバルっぽいといった空間のことではなく、金額がカジュアルでありたいと考えました」。メニューはアラカルトのみ。グランドメニューはなく、食材ありきで毎日メニューが変わっていく。

自然派ワインとともに楽しみたい! 季節を感じる料理の数々

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一見パスタのようだが、全く異なる食感に驚かされる

そんな『Yorgo』の定番となっているのが、この「ウニとジャガイモ」(1,080円)だ。中華料理のジャガイモの細切り炒めにヒントを得たというこのメニューは、ジャガイモのシャキシャキとした食感が絶妙。オープン当初からSNSや口コミで拡散され、このメニューを求めて訪れる客も多かったそう。最近はSNSやグルメサイトを見た外国人客も増えており、2017年11月には、シンガポールの人気レストラン『Humpback』でポップアップイベントを成功させたばかり。国内のみならず、世界へと活躍の場を広げている。

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「〆サバとキンカンのキャロットラペ」は1月から3月ごろまでの期間限定メニュー

“カジュアル”といえば、グラスワイン(648円〜)が常時17〜18種類も用意されているのもうれしいところ。そのうち8〜9割が自然派ワイン。ボトルもあるが、料理に合わせてワインを選んでいくのも楽しいもの。ワインに詳しくなくても、好みを伝えればセレクトしてくれるのでありがたい。

ワインとの相性の良い料理も多く、この「〆サバとキンカンのキャロットラペ」(972円)は、爽やかな白ワインとともに味わいたいメニューのひとつ。

「サバを〆るときにカボスやすだちなどの柑橘類を入れることも多いように、サバと柑橘類は相性抜群のはず。脂ののったこの時期のサバと、甘すぎずほろにがい味わいのキンカン、そしてキャロットラペの組み合わせを楽しんで欲しいですね」と、川瀬シェフはいう。

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年明けごろからメニューに登場する「イチゴとウドとフルーツトマトのサラダ」

メニューは日々変わっていくものの、オープンから4年目ともなれば、この季節になったらこの料理といった、季節の定番的な料理ができてくる。この「イチゴとウドとフルーツトマトのサラダ」(1,080円)もその一つ。1月から3月ごろまでに登場する、冬の限定メニューである。

「ウドは好きな食材のひとつで、フルーツのような甘さとほろ苦さが好きなんですよね」と川瀬シェフ。味を仕上げるのに使っているのは、『高橋農園』(福岡・糸島エリア)のブドウで作られたモスコット(ブドウ果汁を煮詰めて凝縮させたイタリアの調味料)。これを加えることで、ただ合わせただけではない料理に仕上がるという。

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