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この冬訪れたい! いまの福岡・博多のハイレベルな5選

福岡, 1月

2018年1月22日

この冬訪れたい! いまの福岡・博多のハイレベルな5選
街と自然が近く、新鮮な食材が手に入りやすい福岡・博多。そんな恵まれた環境に惹かれ、関東や関西などからプライベートで訪れる料理人も多く、にわかに飲食業界が活気づいている福岡。豊富な食材をいかに昇華させるのか。食材、そして生産者の想いに向き合い、研鑽を重ねるシェフや料理人たち。実力店がひしめくこの街で、郷土色がありつつ、料理のレベルも東京・大阪の有名店に引けを取らない、注目の5軒をご紹介する。
編集 松尾大(ぐるなび)

カジュアルな価格でありながら独創性の高い料理に感動! 国内外からのゲストを満足させる、警固のビストロ『Yorgo』

カジュアルな価格でありながら独創性の高い料理に感動! 国内外からのゲストを満足させる、警固のビストロ

九州最大の繁華街・天神から徒歩圏内にある警固(けご)エリア。住宅街でもあるこのエリアには、高感度な飲食店やセレクトショップなどが点在している。大通りから少し入った場所に佇む『Yorgo(ヨルゴ)』は、2014年6月にオープンしたカジュアルな雰囲気のビストロ。東京、フランスを経て福岡にやってきた川瀬一馬シェフのオリジナリティあふれる料理が、人々を魅了している。

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生産者の想いを一貫一貫に込めていく 福岡の住宅街で至福のひとときを『すし幸徳』

生産者の想いを一貫一貫に込めていく 福岡の住宅街で至福のひとときを

かつて、福岡・博多の寿司といえば近海で獲れた新鮮な魚介をそのまま握る“博多前”が主流だった。しかし、近年は独自の感性で寿司道を追求し、それぞれに特徴のある寿司を供する店が増えている。今回ご紹介するのは、天神からも博多駅からもアクセスの良い高砂エリアにある『すし幸徳』。福岡市の南にあるベッドタウン、大野城(おおのじょう)市で約10年営んでいたが、2015年2月、福岡市内に移転し、さらなる注目を集めている。

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福岡・鹿児島で3店舗を展開する新進気鋭の中国料理店 大人が集う福岡・西中洲で絶品中華を味わう『四合院凛丹』

福岡・鹿児島で3店舗を展開する新進気鋭の中国料理店 大人が集う福岡・西中洲で絶品中華を味わう

天神や中洲の繁華街に近いものの、ここ西中洲エリアは街の喧騒を感じさせない静寂さがある。寿司やフレンチ、バーなど、さまざまなジャンルの飲食店が点在しており、グルマンたちが好んで通う街だ。そんな街に『四合院凛丹(しごういんりんたん)』がオープンしたのは、2015年9月のこと。福岡・六本松に『凛丹』が登場したのは2014年1月だったことを考えると、2年目にして姉妹店をオープンさせたことになる。名店が集まる西中洲の中でも注目を集める『四合院凛丹』を訪ねた。

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部位の違い、スープの変化を楽しむ究極の水炊き 自店で捌いた鮮度抜群の鶏の美味しさを『橙 』

部位の違い、スープの変化を楽しむ究極の水炊き 自店で捌いた鮮度抜群の鶏の美味しさを

高感度な飲食店やショップが次々とオープンし、注目を集める大手門エリア。ここに11年前にオープンした『鳥次(ちょうじ)』という焼鳥の店がある。この店の店主・小林龍治さんは、食鳥処理衛生管理者資格を持っており、毎日、朝挽きの丸鶏を捌いているが、焼鳥だけだと使う部位が偏ることから、いつか水炊きの店を開きたいと考えていたという。そんなある日、隣の物件が空いた。「2軒で1店舗というイメージが湧きました」と小林さん。2013年10月、『鳥次』のお隣に『橙』がオープンした。

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ホテル日航福岡のテーマレストラン 30代の若きシェフの技と感性が光るコースに感動!『レ・セレブリテ』

ホテル日航福岡のテーマレストラン 30代の若きシェフの技と感性が光るコースに感動!

九州新幹線の開業以降、大型商業施設ができるなど、賑わいを見せる博多駅界隈。周辺には新旧さまざまなホテルが建ち並ぶが、平成元(1989)年に開業し、福岡のリーディングホテルとして確固たる地位を築いているのが、ホテル日航福岡だ。このホテルのテーマレストラン『レ・セレブリテ』の料理長を勤めるのは、2010年に32歳の若さでシェフ(料理長)に就任した森田安彦さん。美食のワールドカップと呼ばれる世界的な料理コンクール「第15回 ボキューズ・ドール国際料理コンクール日本代表選考会」において第3位を獲得した経歴を持つ実力者だ。

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