特集 / 新しい奈良。個性的なレストランをめぐる。
奈良を面白くし続けるイタリアンの人気店

奈良

2019年4月22日

奈良を面白くし続けるイタリアンの人気店
奈良の中心・ひがしむき商店街と三条通りが交差する一等地で15年に渡って、奈良のレストラン文化の向上に貢献してきたのが、この『トラットリア ピアノ』。
アンティパストミストは1,350円。この日は奈良県産地卵を使ったフリッタータ、キタアカリと分葱のヴァポーレ、わらびのアーリオオーリオ、ブロッコリーのペペロンチーノ、奈良県のキノコいろいろ使ったアーリオオーリオ、春キャベツとドライトマトのシュークルート、生駒ひらひら農園のサラダ、24カ月熟成プロシュート(内容は季節により変更)
アンティパストミストは1,350円。この日は奈良県産地卵を使ったフリッタータ、キタアカリと分葱のヴァポーレ、わらびのアーリオオーリオ、ブロッコリーのペペロンチーノ、奈良県のキノコいろいろ使ったアーリオオーリオ、春キャベツとドライトマトのシュークルート、生駒ひらひら農園のサラダ、24カ月熟成プロシュート(内容は季節により変更)

オーナーシェフの稲次知己さんは、東京・大阪のシェフと太いパイプを持ち、リアルタイムで「いまのイタリアン」に触れ、2010年にはじまった「クーカル奈良」(現在は「シェフェスタ」)で中心的な役割を担ってきた人物。

ひがしむき商店街の南都銀行本店の目の前。積み上げられた薪が目印
ひがしむき商店街の南都銀行本店の目の前。積み上げられた薪が目印

現在、新大宮のピッツェリア、馬見のカフェ、吉野の古民家レストランとバリエーション豊かな4つの店舗を持つが、この本店は15年前の時点ですでに薪窯で焼くピッツァやイタリアンスタイルでスタンディングのいわゆるバールのカタチを取り入れてきた奈良のイタリアン文化の先駆者的存在でもある。特に、遷都1300年を記念してはじまったクーカルにより、奈良県の食材の良さに目ざめ、今ではイタリアからの一部の輸入品を除けばほぼ100%奈良の食材をイタリア料理に仕上げている。

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