JR和歌山駅から徒歩4分。以前は大阪・北新地で店を営んでいた料理人が腕を振るう和食店『料理 えびす』。和歌山の漁港で獲れた新鮮な魚をはじめ、地元の旬の食材を使い、メニューは毎日書きかえられる。和歌山の地酒も豊富に揃い、腰を据えて飲みたくなる店だ。
店主の須部哲至さんは、京都や大阪、北海道、金沢の和食店で研鑽を積み、2006年に独立。大阪・北新地で『料理 えびす』を10年続けた後、2017年、奥様の出身である和歌山市に場所を移して再開した。
素材ありきで料理を決めるため、オープン前にメニューを書くのは須部さんの日課に。雑賀崎漁港や簑島漁港から直送される魚介も多く、例えば、ほうぼうは造りや煮つけ、鍋にしたり、まずは須部さんにその日のオススメを聞いてから調理法を相談することも。