特集 / 食材の輝く富山、その最前線の味。
富山では誰もが知る名店の新しいスタイルを

富山

2018年8月20日

富山では誰もが知る名店の新しいスタイルを
富山では誰もが知る寿司店『寿司栄』。先々代が東京・日本橋で寿司店を営んでいたが戦争のため疎開。昭和23年にその疎開地、富山に出店した。その後、繁盛し常連がついたため、そのまま富山で店を続け今年で70年を迎えた。その『寿司栄』が開いたより大人向けの一軒がこの『寿司栄 華やぎ』だ。
立派な店構えは『寿司栄』の中でも特別な存在感がある。国道41号線の市民病院前交差点から住宅街の中に入ったところにある
立派な店構えは『寿司栄』の中でも特別な存在感がある。国道41号線の市民病院前交差点から住宅街の中に入ったところにある

市内の中心地、総曲輪(そうがわ)にある本店は、メニューは寿司だけというストイックな店。今回紹介するこの『寿司栄 華やぎ』は、2008年にオープン。街の喧騒から離れた静かな住宅街の中に佇む一軒だ。店内は、9人掛けの檜のカウンターをメインに、小上がり席も用意。ゆったりと落ち着いた雰囲気の中で寿司や富山の食材を使った一品料理を楽しめる店となっている。

坂本安男さんは47歳。寿司栄グループは坂本さんの親戚によって切り盛りしているのだという
坂本安男さんは47歳。寿司栄グループは坂本さんの親戚によって切り盛りしているのだという

富山市内中心部からタクシーで約10分、ちょっとした隠れ家感のある店ゆえ、普段はメディアにほとんど露出しない店なのだが、今回特別に取材を受けていただいた。店を仕切るのは、寿司栄の3代目で代表取締役社長でもある坂本安男さん。夜の営業では会長であり今年77歳になられたお父様とともに、この店を守っている。江戸前の店は、どこか緊張感が漂うものだが、こちらはむしろアットホーム。特に会長の元気な声は、食べてまで元気にしてくれそうだ。

富山を代表する食材の一つ、白エビ。4月に解禁になり、9月には紅ズワイの解禁とともに禁漁となる
富山を代表する食材の一つ、白エビ。4月に解禁になり、9月には紅ズワイの解禁とともに禁漁となる
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