北摂の余野川沿いを上流へ進むと、あっという間に深い緑に包まれて「大阪にもこんな奥座敷があったのか」と驚かされるこちら。
伏尾(ふしお)温泉の有名温泉旅館「不死王閣」の創業は昭和8(1933)年、料亭「鮎茶屋」が始まりだ。昭和38(1963)年に鉄筋コンクリート5階建ての新館を建てた際、地名の伏尾の由来でもある「不死王」の名をつけたという。
本館や、夏期のみオープンするプールをすり抜けるとハーブ園。その奥にあるスペースでバーベキューが楽しめる。週末の昼などはファミリー客やグループ客でにぎわう場所だ。