特集
古都の雅を感じる金沢で訪れたい新顔5選

石川(金沢), 9月

2017年9月25日

古都の雅を感じる金沢で訪れたい新顔5選
兼六園や茶屋街など、古都の雅を感じさせる庭園や街並みに、どこか京都とはまた違った魅力で多くの観光客に愛されてきた街・金沢。そんな落ち着いた印象のあったこの街も、金沢21世紀美術館の開館以降は、金沢駅周辺の再開発や香林坊のファッションタウン化などで、過去と未来が融合した他の土地にはない魅力を持った都市へと変貌した。それに伴い、観光客も大幅に増え、いまや日本の中でも特に人気の観光地となった。そんな新しい金沢を象徴するように、魅力的なお店も数多く開業した。そんな中でも、ぜひ一度訪れて欲しい店を5軒紹介する。あなたが抱いているイメージよりもっと、金沢は発展しているかもしれない。
編集 松尾大(ぐるなび)

ぜひ買って帰りたい、パン屋激戦区・金沢でいきなり人気の新顔『ぱんや むぎこ』

ぜひ買って帰りたい、パン屋激戦区・金沢でいきなり人気の新顔

指折りの観光名所「兼六園」の南側出入口「小立野(こだつの)口」から、小立野通りをまっすぐ進む。江戸時代、一向一揆に備えて集められた寺院群のひとつ「小立野寺院群」の南端に位置する、100体以上の石仏が並ぶことでも知られる「如来寺」山門の手前。2015年3月にオープンした『ぱんや むぎこ』がある。

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金沢に来れば一軒は行きたい寿司屋のなかでも注目の新星『鮨 くら竹』

金沢に来れば一軒は行きたい寿司屋のなかでも注目の新星

金沢に出かけた折には、代名詞的存在になっている寿司をつまみたい、そう思う人は多いようで、ここ数年、新店ラッシュが続いている。海が近いのはもちろん、能登半島沖にしか生息しない固有種などもあり、期待を裏切らないのが金沢の寿司店。そんな一軒である『鮨 くら竹』は、随一の繁華街である香林坊(こうりんぼう)交差点からすぐ。「東急スクエア」裏にある。

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金沢っ子も同業者も注目する居心地のいい小さな和食店『帆夏』

金沢っ子も同業者も注目する居心地のいい小さな和食店

金沢には坂が九十九あるという。正確な数字かは不明だが、犀川(さいがわ)と浅野川に挟まれた河岸段丘に広がる街ゆえ、実際にはそれ以上の坂があるかもしれない。そのひとつ、「大和(だいわ)百貨店」から片町にかけて下るのが香林坊(こうりんぼう)坂。下りきった地点、片町1丁目交差点から北西の方向に続く道は、木倉町(きぐらまち)商店街と呼ばれている。

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ひがし茶屋街で江戸時代の情緒を感じるカフェへ『東山 一久』

ひがし茶屋街で江戸時代の情緒を感じるカフェへ

にし茶屋街(ちゃやがい)、主計町(かずえまち)茶屋街とともに、金沢三茶屋街のひとつとして数えられるひがし茶屋街は、最も面積が広く規模も大きい。石畳の道の両側にべんがら塗りの茶屋建築が並ぶ、江戸時代の面影を伝える界隈は、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている。多くの観光客が世界中から訪れるが、今も営業しているお茶屋さんは、一見さんお断りの伝統を守り続けている。

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石川の豊かな食材を凄腕シェフが美しいフレンチに『レストランN』

石川の豊かな食材を凄腕シェフが美しいフレンチに

JR金沢駅から歩いても7~8分。2020年のオリンピックイヤーに向けて、外国からの観光客がさらに増加することが見込まれているため、外資系ホテルなどの参入が続々と報告されている、注目のエリアが本町だ。そんな一角に佇む、隠れ家的存在。かつては『アニバーサリーレストランベージュ』の名で営業していたが、シェフの西山昭二さんが2015年11月に独立。『レストランN(エンヌ)』として新たにスタートした。

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