特集 / ホンモノを知る50代夫婦のための邸宅レストラン案内
数寄屋造りの一軒家で、王道の日本料理をいただく

神戸~芦屋~西宮, 7月

2017年7月24日

数寄屋造りの一軒家で、王道の日本料理をいただく
阪急甲陽園駅から歩いてすぐ。阪神間でも屈指の閑静な住宅街に佇む、数寄屋造りの美しい建物。
ここでランチを楽しむなら、四季折々に美しい表情を見せる日本庭園に面した個室がおすすめ。ちょっと敷居が高そうだし、お値段も…という予想をうれしく裏切って、ミニ会席5,000円からいただけます(サービス料10%、個室料10%)。
四季折々の表情が楽しめる端正な庭
四季折々の表情が楽しめる端正な庭
上質なお香の香りが漂う中、座敷にあがると活けられた花、掛け軸、丹精な庭とまさに、日本の美に囲まれたように感じる
上質なお香の香りが漂う中、座敷にあがると活けられた花、掛け軸、丹精な庭とまさに、日本の美に囲まれたように感じる

『招福楼』のDNAを受け継ぐ

店主の藤原研一氏は料理旅館を営むお父様の背中を見て育ち、近江の地で禅の精神とお茶の心を基とする料理の世界を完成させた『招福楼』で15年間勤めた関西でも屈指の料理人。日本料理の伝統を守り、その様式美を受け継ぐ。


修業先は『招福楼』ひとつだが、ご主人の中村秀太良さんに師事し、料理だけではなく、もてなしの精神を学んだという。「お客さまを迎え入れる空間、しつらい、器、さらに膳の上げ下げに至るまで、すべてが料理である」ということを教えられた。

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