特集 / 豊かな食材とハイレベルな料理が魅力の小倉へ
自由な使い方が楽しめる、小倉の実力派フレンチ

小倉

2019年8月19日

自由な使い方が楽しめる、小倉の実力派フレンチ
小倉の中心にある有名な飲食ビル、美松コアの2階奥にひっそりとたたずむ、隠れ家的フレンチがある。オーナーシェフの山﨑真吾さんは、高校卒業後、リーガロイヤルホテル小倉を経て上京。『ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション恵比寿』、銀座にあった『ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン』で修業ののち、27歳の若さで小倉に戻り自らの店『ブラッスリー ジャン・ピエール』を開いた。ジャン・ピエールという名の由来は、『ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン』でガストロノミー・プロデューサーを務めていたドミニク・コルビシェフに付けられたニックネーム。
赤イカの軽い炙り(1,500円)。赤イカを軽く炙って、アスパラのピュレとマスタードとキャビア乗せて夏っぽさを演出した。口に入れた瞬間から感じるイカの甘みにキャビアの塩分、アスパラの香りが混ざり合い、マスタードの酸が爽やかに〆る
赤イカの軽い炙り(1,500円)。赤イカを軽く炙って、アスパラのピュレとマスタードとキャビア乗せて夏っぽさを演出した。口に入れた瞬間から感じるイカの甘みにキャビアの塩分、アスパラの香りが混ざり合い、マスタードの酸が爽やかに〆る

現在も交流があるコルビシェフは『トゥールダルジャン』パリ本店副料理長を経て『トゥールダルジャン』東京エグゼクティブシェフなどを務めた人物だけに、山﨑シェフの料理もしっかりとしたクラシックの技を生かしたもので、もちろん鴨料理もスペシャリテとしてスタンバイしている。しかし、決してクラシック一辺倒ではなく、パスタやパエリア、あるいはアジアンテイストなものまで提供していたロブション時代に培った自由な料理スタイルも習得しているので、レンジの広さが特徴だ。

甘鯛の鱗焼きは、2,600円~。フライパンに酸化しにくい米油を引き、皮目はひたすらオイルをかけてアロゼ。ホテル時代から作る年季の入ったメニュー。ヴィシソワーズのようなジャガイモのソースにカレーのオイルを垂らし、モンサンミッシェルのムール貝を添えて
甘鯛の鱗焼きは、2,600円~。フライパンに酸化しにくい米油を引き、皮目はひたすらオイルをかけてアロゼ。ホテル時代から作る年季の入ったメニュー。ヴィシソワーズのようなジャガイモのソースにカレーのオイルを垂らし、モンサンミッシェルのムール貝を添えて
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