特集 / 食と歴史の宝庫、滋賀・大津、草津へ
特別な空間でいただく、滋賀を代表するイタリアンの名店

滋賀・大津

2019年6月17日

特別な空間でいただく、滋賀を代表するイタリアンの名店
大津市の中心部にある旧大津公会堂は、昭和9年に建設され、長年市民の交流の場として親しまれてきた場所。滋賀県近代化遺産総合調査では大津市内に現存する建築物の中でも意義あるものとしてランク付けされており、歴史的にも価値の高い建物だという。その大津公会堂が耐震補強工事などを経て生まれ変わった9年前にオープンし、この地で高い人気を誇るイタリアンが、この『リストランテ ラーゴ』だ。
7,500円のコースの最初に提供される「甘い人参のスプーマ コンソメのゼラティーナ 北海道産生うに添え。年中通しでの人気メニュー
7,500円のコースの最初に提供される「甘い人参のスプーマ コンソメのゼラティーナ 北海道産生うに添え。年中通しでの人気メニュー

グランシェフの田中一広さんは、地元の生まれで、イタリアのトスカーナとリグーリアを経て、三宮、芦屋のイタリアンを経て、9年前この地に店を開いた。滋賀で店を開くことの良さをシェフに尋ねると、なんといっても自然が豊かなことだという。店から農家までの距離が非常に近接しているので、自ら会いに行って食材を確かめることができ、その上鮮度が違うという。イタリアンという素材の味をダイレクトに表現する料理を提供する場所としては非常に魅力的な土地だと言えるだろう。田中シェフは特に野菜の違いを語っていたが、たしかについさっきまで土の中にあった食材をすぐに料理にすることができるというメリットは計り知れない。

手打ちのホウレンソウを練りこんだキタッラ。フレッシュトマトと新タマネギ ブラックオリーブ。コースでは、冷製パスタのあとの温かいパスタとして登場する
手打ちのホウレンソウを練りこんだキタッラ。フレッシュトマトと新タマネギ ブラックオリーブ。コースでは、冷製パスタのあとの温かいパスタとして登場する
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