特集 / 歴史遺産と恵まれた食材を存分に楽しみに下関へ
鮮魚店の名前通り、魚屋さんの営む想像以上の魚介たち

下関

2019年3月18日

鮮魚店の名前通り、魚屋さんの営む想像以上の魚介たち
『おかもと鮮魚店』という店名の通り、下関駅近くで鮮魚店を営む店主・松原洪基さんがもともとその鮮魚店の駐車スペースだった部分を改造して作ったのが、この居酒屋だ。地元民も観光客も押し寄せ、昼から夜まで常に満席の理由は、魚介の鮮度とクオリティ、その安さによるものだろう。
刺身盛り合わせは、2人前で2,000円(1人前から注文可能で1,000円)
刺身盛り合わせは、2人前で2,000円(1人前から注文可能で1,000円)

例えば、上の写真の刺身盛り合わせは、2人前で2,000円(1人前から注文可能で1,000円)。この日は、コハダ、鯖、ホタテ、サーモン、クジラ赤身、甘えび、鯛、ヒラマサ、タコ、ヒラアジ、赤貝、カンパチ、中トロ、シラウオ、キビナゴという内容。内容によって種類は増減するが、毎日13~18種類程度が一皿に乗るというから豪快だ。

ご主人の松原さんと入口近くの魚ケース。この日は、30㎏のヒラマサや150㎏のマグロなどの大物も並んでいた
ご主人の松原さんと入口近くの魚ケース。この日は、30㎏のヒラマサや150㎏のマグロなどの大物も並んでいた

入口入ってすぐにある鮮魚店スペースは朝9時に開店し、地元の飲食店などが買いに来るが、11時になるとその通路の先にある居酒屋が開店。お昼前から大混雑で時には行列もできるほど。都会では考えらえないほど大量に刺身が乗った海鮮丼が1,000円という安さで、自分で鮮魚コーナーに行ってひと柵選んだものをご飯に乗せるウニ丼はウニの値段で価格が決まるなど、食べることそのものがエンターテインメントになっている。松原さんは「1,000円のものを売って200円儲かれば十分。大きく儲けようとは思わない」と語る。そういった姿勢がまた客を呼ぶのだろう。

天然とらふぐの刺身は2,500円。分厚く切られた刺身には旨みがあふれている
天然とらふぐの刺身は2,500円。分厚く切られた刺身には旨みがあふれている
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