特集 / 和歌山ならではの豊かな食体験を愉しむ
自然豊かな和歌山の食材を使い、古典フランス料理を今に伝えるガストロノミー

和歌山

2019年2月21日

自然豊かな和歌山の食材を使い、古典フランス料理を今に伝えるガストロノミー
ホールや会議室を備えた県民交流プラザ。その最上階に、フレンチ界の巨匠、吉野建氏がオーナーシェフを務めるガストロノミーレストラン『オテル・ド・ヨシノ』がある。日本を代表するクラシックフレンチの旗手との呼び声高い料理長、手島純也氏が作る料理を目当てに、県外かからも多くの人が訪れている。

オーナーシェフ、吉野建氏は、かつてはパリに自身の店「ステラ・マリス」を構え、同店がフランスのミシュランガイドの一ツ星を獲得するなど、日本のみならず、本国においても才能を認められたフランス料理界の巨匠。『オテル・ド・ヨシノ』は、和歌山の食材を使用したフレンチガストロノミーレストランとして2005年にオープンした。

日本を代表するクラシックフレンチの旗手との呼び声高い料理長、手島純也氏
日本を代表するクラシックフレンチの旗手との呼び声高い料理長、手島純也氏

2007年には、フランス修行から帰国した手島純也氏が料理長に就任し、より古典フランス料理に特化した店となった。その当時、クラシカルな老舗レストランはあれど、あえて古典フランス料理を出すガストロノミーレストランは関西にはほとんどなく、かなり驚かれたそう。「私が料理長になった2007年に初めてミシュランガイド東京版が発行されたんですが、新しいスタイルのレストランばかり評価されていて。僕自身、フランス修行から帰ってきたところで、新しいスタイルが求められているならそうすべきかと思ったこともあったんですが、やっぱり古典が好きだと確信しました。日本にフランス料理を広めたシェフたちも引退される歳になってきて、私が古典フランス料理を突きつめ、次の世代に伝えていかなくてはと思いました」。



手島氏は26歳で渡仏し、「ステラ・マリス」で吉野建氏に師事している。「吉野シェフは厳しかったですが、料理は本当にエレガントでした。それは盛りつけだけでなく、料理自体がです。ビストロ料理は直線的に味を目指していきますが、ガストロノミーではまったく違っていて。それぞれのパーツにしっかり手をかけ、それぞれを重ね、全体の味を作る形は、僕自身、伝統フランス料理と向き合う上でも大切にしていることです」。

伝統フランス料理は、最近ではビストロでいただくものと思われがちだが、元々は、レストランで作られていたもの。手島氏の得意とする「パテアンクルート」もシャルキュトリーで作られることが多いが、フォアグラや鶏肉、鴨肉、パテ、そして周りのパイをすべてベストな状態で火入れするのが難しく、高度な技術を必要とする。パテとパイの間にはゼリーが入っているが、これもそれだけでコンソメスープとして飲めるほど手間暇がかかったものであり、ガストロミーレストランだからこその味、手間、技術を感じる。

前菜と本日の肉料理は選べるランチコース5,600円(別途サービス料5%)。季節のスープ、前菜、本日の魚料理、本日の肉料理、デザート、コーヒーと小菓子が付く。料理はいずれもランチコース5,600円より。フォアグラや鴨肉、鶏肉が入った肉のパテをパイで包んで焼いたパテアンクルート。パテとパイの間にはコンソメのジュレが忍ばせてあり、パイとパテのまとめ役に。追加料金は季節によって異なる。1,000円~
前菜と本日の肉料理は選べるランチコース5,600円(別途サービス料5%)。季節のスープ、前菜、本日の魚料理、本日の肉料理、デザート、コーヒーと小菓子が付く。料理はいずれもランチコース5,600円より。フォアグラや鴨肉、鶏肉が入った肉のパテをパイで包んで焼いたパテアンクルート。パテとパイの間にはコンソメのジュレが忍ばせてあり、パイとパテのまとめ役に。追加料金は季節によって異なる。1,000円~
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