特集 / ホンモノを知る50代夫婦のための邸宅レストラン案内
神戸北野で100年以上続く異人館のグランメゾンにて、シャンパーニュで乾杯!

神戸~芦屋~西宮, 7月

2017年7月24日

神戸北野で100年以上続く異人館のグランメゾンにて、シャンパーニュで乾杯!
歩くだけで心ときめく神戸・北野町。海と山に囲まれた坂道のあるこの界隈は、国から重要伝統的建築物群保存地区として選定された日本屈指の美しい街。ここには、明治の頃から大正期にかけて、神戸港の居留地に仕事場を構える富豪の外国人たちが、西洋様式の邸宅を建て移り住んだ場所。異国情緒が色濃く漂います。
その一つが旧グラシアニ邸。そんな異人館で本格的なフレンチをいただけるのが、店名にもその名を冠した『ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野』。マダムたちがお洒落して優雅にシャンパーニュとお喋りを楽しむための、たぶん関西で1,2を争う邸宅フレンチです。
旧グラシアニ邸。一度火災で崩壊してしまった建物を当初のオリジナル通りの外観にして再建。ファンを喜ばせた笑顔のメートル・ドテルがお出迎え
旧グラシアニ邸。一度火災で崩壊してしまった建物を当初のオリジナル通りの外観にして再建。ファンを喜ばせた笑顔のメートル・ドテルがお出迎え

歴史を刻む木の扉を開けてメートル・ドテルが迎え入れてくれると、わぁ、まるでそこはParisのメゾン。外観からは想像もつかないモダンで趣味のいい空間が出現する。エントランスにはフランスのグランメゾンのような贅沢なウェイティングルームが用意され、ソファに腰かけると目の前には重厚なるワインセラー、その横には可愛らしい小窓があり、キッチンで一心不乱に働く料理人たちの姿が見える。なんと計算し尽くした素敵なアプローチ。これぞ邸宅フレンチの醍醐味。どんなにゴージャスなホテルでもこのプライベート感、ぬくもりのある優美さ、特別感は味わえない。

シェフたちの表情が見えるウェイティングルームにも柔らかな外光が差し込む。2階のフロアも人気
シェフたちの表情が見えるウェイティングルームにも柔らかな外光が差し込む。2階のフロアも人気
シェフたちの表情が見えるウェイティングルームにも柔らかな外光が差し込む。2階のフロアも人気
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