特集 / 大人だけに許された、大阪・「真の名店」への扉
見えない所にこそかかる、入念な手間が生む、料亭料理の粋。

大阪,6月

2017年6月26日

見えない所にこそかかる、入念な手間が生む、料亭料理の粋。
ストラディヴァリウスのヴァイオリンと、国産有名ブランドのヴァイオリン。見た目では、さして変わりはないが、音が出たときの差、違い、驚きは…近場の温泉旅行と宇宙旅行の差ほどもある、と言っても過言ではないかもしれない。

それは、写真の水無月豆腐が舌に乗った瞬間、頭に走った思いだ。

小豆が入ってはいるものの一見、さりげなく、無愛想な出で立ちでさえある胡麻豆腐。ところが、吉野産・最高級の本葛を絶妙の加減で、贅沢に練り込むことで、目覚ましくも妖艶に。淡麗にして優美。鮮烈かつ高貴に輝く舌ざわりと風味が、颯爽と立ち現れる。それはまさに、先述の名匠作のヴァイオリンのような、天界を思わせる至福さえ、感じさせてくれるものだ。

先付けの水無月豆腐。澄んだ胡麻の香りと、出汁とともに。三角形は、厄除けの意味を込めて
先付けの水無月豆腐。澄んだ胡麻の香りと、出汁とともに。三角形は、厄除けの意味を込めて
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