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目の前で揚げてくれる季節の味を、祇園でカジュアルに

京都

2017年5月22日

目の前で揚げてくれる季節の味を、祇園でカジュアルに
祇園のランドマーク的存在になっているお茶屋『一力亭』がある四条花見小路交差点を北へ。一筋目を西に向かうと、左手に比較的大きな雑居ビルが建つ。その1階奥に『天ぷら割烹 はせがわ』がある。
赤い暖簾が目印
赤い暖簾が目印

熟練の料理人が目の前で

店主の長谷川充弘さんは、京都市内の寿司屋や割烹で腕を磨いたあと、料理旅館の料理長も務めたことがある、この道30年のベテラン。2010年に独立。コース料理がお値打ちのカウンター割烹として人気を得ていたが、2017年3月に旧店舗より少し南へ移転。同時に、揚げたての天ぷらと季節の料理を供する形態にシフトさせた。

「夜は前の店と同じスタイルで。昼は天ぷらをメインに楽しんでいただけたら」と考えてのことと明かす。

木目が美しい白木のL字型カウンターは、コーナーが揚げ場になっている。銅製の天ぷら鍋の中には、あっさりした味わいに揚がる綿実油がなみなみと。「油は毎日新しいものに交換します。関東風の胡麻油だけで揚げる天ぷらは、コースだと少し重いから」と言う。ここは祇園。すっきりが好まれる街だ。

カウンター席からは手元が良く見える
カウンター席からは手元が良く見える

鍋の上には耐熱ガラスが架けられており、客席から揚げる様子は見えるものの、油は飛んでこないよう工夫されている。

揚げる音もご馳走のうち
揚げる音もご馳走のうち
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